運送業の給与

自営業年収ランキング!1位や平均は?

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今回は、自営業の平均年収をランキング形式でまとめました。

 

自営業の年収というと、2通りの発想をする人がいると思います。

 

  1. 年収1000万円~2000万円を超えるような成功者のイメージ
  2. 安定せず、仕事量の割にあまり稼げないというイメージ

 

では実際のところはどうなのかというと、このどちらも正解だったりします。

かなり稼いでいる自営業者もいれば、かなり苦しい思いをしている自営業者もいるのが現実です。

 

ただ、自営業の収入関係については、案外知らない人も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、自営業の平均年収を調べ、ランキング形式でまとめてみました。

 

  • 自営業全体の平均年収はどのくらいなのか?
  • 平均年収が高い職業は何なのか?
  • 運送業の自営業はどのくらい稼げるのか?

 

自営業に興味がある、自営業をしている、という場合には、ぜひ確認してみてください!

 

(本来このサイトでは「運送業」に関しての情報をのせていますが、読者の方から「運送業の自営って他の業種と比べてどうなの?」と質問をいただいたので本ページを作成しました。)

 


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自営業年収ランキング

書類を囲む自営業者

 

自営業の年収ランキングについて、業種、職種を大まかに分けると以下のようになります。

 

ランキング平均年収(およそ)
1位.教育・学習支援業2000万円
2位.情報サービス関連430万円
3位.建設業420万円
4位.医療、福祉関連400万円
5位.運送業380万円
6位.サービス業370万円
7位.不動産業360万円
8位.製造業350万円
9位.飲食店経営250万円
10位.小売業、卸売業220万円

あくまでも独自の調査によるものですので、順位については目安として参考にしてください。

 

ちなみに、自営業全体の平均年収はおよそ540万円であると言われています。

ただし、これは納税義務が生じるレベルの自営業者の平均値であるため、利益が出せていない自営業者も合わせると、もっと下がる可能性もあります。

 

また、基本的に自営業者の収入はピンキリです。

それこそ同じ職業でも、年収1億を超える人から赤字になってしまっている人まで、さまざまな収入の人がいます。

 

そのことは念頭に置いたうえで、この先を読み進めてください。

 

自営業年収ランキング1位.
教育・学習支援業

自営業の平均年収がもっとも高い業種は、教育・学習支援業です。

平均年収はおよそ2000万円と、かなりの高額となっています。

なぜここまで高額になっているのかというと、個別塾の講師個人契約の教授なども含まれているからです。

 

基本的にはかなり高い専門知識が必要となりますので、その分、収入も高額になるということですね。

 

自営業年収ランキング2位.
情報サービス関連

年収ランキング2位の情報関連は、主にIT関連のSE、ウェブディレクター、プログラマーなどが該当します。

平均年収はおよそ430万円です。

 

専門職ということで、高い技術力と営業力を持っている人の場合は、個人事業主で年収1000万円を大きく超えることも少なくありません。

とくに大きなプロジェクトのリーダーを行える場合は、年収を伸ばしやすい傾向にあります。

 

自営業年収ランキング3位.
建設業

自営業年収ランキング3位は建設業です。

平均年収はおよそ420万円になります。

 

ちなみにいわゆる大工さんだけではなく、電気工事士塗装工事業も建設業の一種です。

 

また、建設業における自営業には、2つのやり方があります。

  1. 1人で小さな工事を請け負う「一人親方」
  2. 従業員を雇う「工務店」

 

建設業の場合、年収の高低は、どれだけ良い仕事を請けることができるかで決まります。

もちろん、一人親方より工務店の方が、規模の大きい仕事を請けやすいため、年収も伸ばしやすいです。

ただ一人親方でも、営業力が高く、割の良い仕事を多く請けることができれば、年収を伸ばすことはできるでしょう。

 

自営業年収ランキング4位.
医療・福祉関連

自営業の年収ランキング4位は、医療、福祉関連です。

平均年収は400万円となっていますが、もちろん職種によって大きな差が存在しています。

 

ちなみに、開業医の平均年収はおよそ2500万円とかなりの高額です。

(参考:厚生労働省_「勤務医の給料」と「開業医の収支差額」について)

 

そのため、開業医以外の医療・福祉関連(たとえば訪問介護など)の自営業については、400万円よりもかなり低い平均年収になると思われます。

 

自営業年収ランキング5位.
運送業

自営業年収ランキング5位は、私もやっている運送業になりました。

平均年収は、およそ380万円です。

 

運送業の場合、大型トラックを扱う仕事以外は基本的に専門知識やスキル、資格を必要としませんので、始めやすいという特徴があります。

そのうえで深刻な人手不足を抱える業界であるため、仕事を得る難易度も低めです。

 

そのため、経験不問で誰にでも始められる業種の中では、おそらくもっとも平均年収が高いと思われます。

 

自営業年収ランキング6位.
サービス業

自営業年収ランキング6位は、サービス業になりました。

平均年収はおよそ370万円です。

 

ただし、サービス業はかなり多岐にわたるため、自営業の平均年収は以下のように、職種によって大きく変わってきます。

 

  • 弁護士 780万円~1000万円
  • 自動車整備士(車屋) 420万円
  • 板金、塗装 280~440万円
  • 美容師、理容師 370万円~500万円
  • ライター業 260万円
  • エステティシャン 300万円~500万円
  • リラクゼーション(「りらくる」などと個人契約している従業員) 260万円
  • クリーニング師 250万円

 

このように同じサービス業でも、弁護士などの士業は平均年収が高めとなり、クリーニング師やライター業については低めの平均年収となっています。

 

ただ同じ職種の中でも、やはり年収はピンキリです。

それこそ、営業がうまくいっていない赤字の弁護士事務所もあれば、年収1000万円以上を稼ぎ出す凄腕のライターもいます。

 

自営業年収ランキング7位.
不動産業

自営業の年収ランキング7位は、不動産業です。

平均年収はおよそ360万円になります。

 

自営業で行う不動産業については、賃貸の管理、仲介不動産の売買が主な仕事内容です。

当然のことですが、良い物件を多数取り扱っている場合は年収を伸ばしやすい傾向にあります。

また、大きな不動産を売ることができればその1件だけで多額の仲介手数料を貰えるため、売れるときと売れないときで収入に大きな差が出るというのも特徴です。

 

自営業年収ランキング8位.
製造業

自営業の年収ランキング8位は製造業です。

平均年収はおよそ350万円になります。

 

自営業の製造業というと、たとえば小さな町工場や、個人で衣服を作っている製作所などですね。

ただ調べていると、製造業については年々安い諸外国に仕事が取られてしまっている現状があり、工場を閉めてしまう自営業者も多いようです。

独自の技術や太いパイプがあれば良いのですが、そうでない場合はよほどうまく営業を行わないと、最悪、赤字経営になってしまいます。

 

自営業年収ランキング9位.
飲食店経営

年収ランキング9位は、自営業としてはかなりポピュラーだと言える飲食店経営です。

平均年収は250万円と、正直、あまり良い数字であるとは言えません。

 

ただし、複数の店舗を抱えている経営者やオーナーだけに絞ると、平均年収は600万円前後にまで跳ね上がります。

ただ逆を言えば、個人でやっているカフェやレストランの場合、それだけ経営がうまくいっていないところも多いということなのでしょう。

 

自営業年収ランキング10位.
小売業、卸売業

自営業年収ランキング10位は、小売業です。

平均年収は220万円と、生活するのにもギリギリな水準になってきます。

 

ただ、もちろん小売業に関しても、年収はピンキリです。

ネットショップで物販を行って年収1000万円を超えるケースもあれば、赤字経営をしている商店街の八百屋などもあります。

 

自営業年収ランキング【番外編】

作業する自営業者

 

ここからは、有名だけれど平均年収を計算することができない自営業を紹介していきます。

なぜ平均年収を計算できないのかというと、大部分の人がまとまった収入を得ることができず、一部の人が大きな収入を得ているような職種だからです。

たとえば、以下のような職業ですね。

 

  • アフィリエイター
  • 投資家
  • YouTuber(ユーチューバー)

 

それでは、1つずつ紹介していきます。

 

アフィリエイター

アフィリエイターとは、アフィリエイトによって収入を得ている人のことです。

アフィリエイトは、Web媒体やSNS上で商品を紹介し、その商品が売れれば広告収入を得ることができるというビジネスモデルになっています。

 

自営業、フリーランスというと、このアフィリエイトを真っ先に思いつく人も多いため、かなりポピュラーな仕事であると言えます。

しかし、実際は95%の人が月に5000円を稼ぎ出すこともできていません。

ただその一方で、年収数千万円を稼ぎ出す人もいるため、収入格差が非常に大きい職業であると言えます。

 

投資家

株、FX、不動産への投資で自営業を営んでいる人もいます。

こちらももちろん勝てる人は一握りで、とくにFXに関しては、やっている人の9割が赤字になっているのが現実です。

 

ただもちろん、投資で大きく稼いでいる専業投資家もたくさんおり、できる人はできる、できない人はできない、といった職種となっています。

 

YouTuber(ユーチューバー)

YouTuberはここ数年で脚光を浴びだした職業です。

YouTubeに動画を投稿し、そこで広告を流すことで広告収入を得たり、企業の商品を紹介することで報酬を受け取ったりします。

 

このYouTuberもやはり稼げない大多数の人と稼げる一部の人で構成されており、人気のある人だと年収1億円以上稼ぐ人もいます。

もちろんその一方で、まったく収入を得られていないYouTuberも多いです。

 

【まとめ】自営業の年収は個人差が激しい

中年の自営業者

 

ここまで、自営業の年収について業種別にまとめてきました。

 

業種によって平均年収は大きく変わる結果となりましたが、共通して言えることは、「年収については個人差が激しい」ということです。

それこそ、赤字になっている弁護士事務所もありますし、小売業で年収1000万円以上を稼いでいる自営業者もいます。

 

なぜここまで差がつくのかというと、自営業の場合、職業に関わる作業のほかに営業が必要となってくるからです。

そういう意味で、自営業者にとってもっとも大切なのは、仕事を得るための営業スキルか、もしくはコネであると言えるかもしれません。

 

ただ、そうは言っても平均的に見れば、特別な資格、知識、スキルが必要な職業ほど、収入も多くなる傾向です。

その中でも比較的始めやすく、平均年収もそこそこあったのが、私もやっている運送業でした。

 

というわけで、今回は自営業の平均年収について、ランキング形式でまとめてきました。

ただ自営業の場合、個人差が非常に大きいため、平均年収は目安にすらならない、くらいの認識でいた方が良いかもしれませんね。

 

(追記)

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