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スポンサーリンク今回は、私自身の経験をもとに「個人事業主として運送業をやるってどうなの?」という疑問にお答えしていきます。
運送業のドライバーというと、基本的には運送業者に就職して行う人が多いです。
しかし最近は、私のように個人事業主としてドライバーをやる人も増えてきました。
というのも、運送業界はブラック業界として有名で、薄給激務な会社が多いため、「それだったらいっそ個人でドライバーをやりたい!」と思う人が多いのです。
だからこそ私も、個人事業主としてドライバーをやることに決めたわけですからね。
私自身、実際に個人事業主として宅配ドライバーをやっているわけですが、運送業を個人事業主としてやるのはとてもおすすめだと思っています。
自由な時間に働けるのも良いですし、そもそも人手不足の業界であるため、「仕事がなくて困る」ということがないからです。
そこで今回は、「個人事業主としてドライバーをやるにはどうすればよいのか?」、「仕事はどう取れば良いのか?」というところを詳しく解説していきます。
実際に個人事業主として運送業をやっていて感じるメリット、デメリットについても詳しく説明していきますので、個人事業主としての運送業に興味があるなら、ぜひ参考にしてください。
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記事内目次
運送業の個人事業主のなり方は?
運送業の個人事業主に関しては、要件を満たしている状態で運輸局の許可を取ればなることができます。
ただし運送業の許可申請には2つの種類はあり、それによって要件や難易度が大きく変わってきますので注意してください。
一般貨物自動車運送事業 |
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貨物軽自動車運送事業 |
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※詳細はお住まいの地域の運輸局に確認してください。
この表のように、申請の種類によって必要要件は大きく変わってきます。
この申請を行わずに白ナンバーのまま運送業の仕事をしてしまうと、一部の例外を除いて罰則を受けてしまうため、申請はきっちり行うようにしてください。
基本的には、
- 人を雇って運送業の会社を開業したいなら「一般貨物自動車運送事業」
- 私のように1人で宅配ドライバーの仕事をやりたいなら「貨物軽自動車運送事業」
の申請を行えば良いでしょう。
そして「貨物軽自動車運送事業」の場合、許可は届出をするだけで簡単にもらうことができます。
必要書類についても、以下の4種類があれば申請することが可能です。
- 貨物軽自動車運送事業経営届出書」(提出用・控え用の計2部)
- 運賃料金表(提出用・控え用の計2部)
- 事業用自動車等連絡書
- 車検証(新車の場合は、車台番号が確認できる書面) ※写し可能
(参考:京都運輸支局)
そのため一定の要件さえ満たしていれば、「貨物軽自動車運送事業」は誰でもすぐに始めることができるわけですね。
実際、会社を作りたいのではなく個人でドライバーをやりたいという場合には、「貨物軽自動車運送事業」の申請をすれば問題ありません。
そのため今回の記事では、私もやっている「貨物軽自動車運送事業」について説明をしていきます。
どうやって運送の仕事を獲得すれば良いのか?
個人事業主として運送ドライバーをやる場合、仕事の獲得方法については大きくわけて2パターンあります。
- 個人で営業をかけて仕事を獲得する
- FC契約を行って仕事を斡旋してもらう
簡単に言うと、仕事を自分で獲得するか、紹介してもらうか、という違いです。
それでは1つずつ詳細を説明していきますね。
仕事の獲得方法1.個人で営業をかけて仕事を獲得する
運送会社に営業をかけ、委託という形で直接仕事をもらう方法です。
運送業の経験や営業力があれば割の良い仕事をもらえることもありますので、最終的にはおすすめな方法だと言えます。
ただし、自分で営業をかけるということで、難易度は高いです。
とくに個人事業主として運送業を始めたばかりの場合は信用も積み重なっていないため、コネでもない限り良い仕事を得るのは難しいでしょう。
そのためどちらかと言えば、FC契約で個人事業主として経験を積みつつコネクションを作り、ゆくゆくは独立していく、という方法がベターになります。
仕事の獲得方法2.FC契約を行って仕事を斡旋してもらう
個人で運送業を始めたばかりだという場合は、FC(フランチャイズ)契約を行って仕事を斡旋してもらうのがおすすめです。
もちろん中間マージンは取られることになってしまいますが、その分営業に手間をかける必要がないため、慣れていない場合はむしろこちらの方が稼げるということも多くあります。
現状は私もFC契約の方で仕事を行っているのですが、営業をしなくて良いというのはかなりありがたいと感じています。
運送業を個人事業主でやるメリットとデメリットとは?
ここからは、私の体験をもとに個人事業主として運送業をやるメリット、デメリットをお話ししていきます。
私が個人的に感じているメリットとデメリットは、以下のとおりです。
〇メリット
- 自由な時間に働ける
- 無駄な人間関係に悩む必要がない
- パワハラを受けることがない
(運送業者に就職した場合はかなり多い) - 働いた分だけしっかりと稼ぐことができる
(運送業者ではサービス残業が多い) - 運送業界は深刻な人手不足の状態なので、仕事がなくて困るということがない
- 経験を積んで仕事量を増やせるようになればそれなりの額を稼げる
(多い人は繁忙期に月100万円以上稼ぐ場合もある) - 女性でも働きやすい
(実際に個人事業主の女性ドライバーも多い)
(補足)
「自由な時間に働ける」というのは「自分でスケジュールを組めるので、計画的に休みや勤務をコントロールできる」という意味です。
基本的にはお客さんの要望によって配達時間(勤務時間)が決まるので、「深夜に働きたい」みたいなことは難しいですし、依頼があるのに勝手に休むみたいなことはしてはいけません。
(当たり前のことではありますが、「個人でやってたら勝手に休んでもいいってことですか?」みたいな質問がきたので一応書いておきます)
〇デメリット
- 税金や保険料の支払いが就職している場合より多い
- ガソリン代などの経費は自分持ち
- 確定申告や経費の計算といった会計業務を自分でやる必要がある
(怠ると税務調査が入る場合もあるので注意)
(FC契約だと会計はサポートがあることが多い) - 成果報酬のため、働けなくなると収入も途絶える
- クレームが出た場合はすべて自分で対応しなければいけない
私自身が就職ではなく個人事業主としての宅配ドライバーを選んでいることからもわかるとおり、基本的にはメリットの方が多いと感じています。
とくにある程度経験を積んで仕事に慣れてくると、個人ドライバーはかなり働きやすい仕事です。
収入もそれなりにありますので、生活に困るということはありません。
あとは私の場合、運送業界にありがちな年功序列のガチガチな縦社会が苦手なので、個人ドライバーが性に合っているというのもあるかもしれませんね。
逆に、職場のチームみんなで一致団結して成果をあげたいという場合は、運送会社への就職を考えた方が良いと思います。
ただし、運送業者はほかの業界と比べてブラックな面が多いので、そこはきちんと把握しておいてください。
(参考記事)
【まとめ】運送業を個人事業主としてやるのはおすすめできる
今回は運送業を個人事業主としてやるのはどうなのか? ということについて、自分自身の経験をもとにお話ししてきました。
ここまでお話ししてきた結論として私が言いたいのは、個人事業主として運送業のドライバーをやるのはとてもおすすめできるということです。
とくに私のように、
- 会社における人間関係のしがらみがない
- 働いたら働いた分だけ収入が得られる
というところに魅力を感じる人には、ぜひおすすめしたい働き方です。
正直なところ、運送業は今需要がすごく高いですし肉体労働なのでかなり忙しいです。
忙しく働いている分、報酬はいっぱいもらいたい!というのが人の心だとおもいます。
多くの運送業ではサービス残業などで、たくさん働いたのに給料が少ないというブラックな会社も多々あったりします。
その点、個人事業主であれば、働けば働くほど報酬がどんどん増えていきます!
お金が働くモチベーションにもなるので、忙しくても「まあやった分お金増えるし頑張るか!」という気になります。
運送業のドライバーとして働きたいけれど運送業界のブラックな現状に悩んでいる、という方は、ぜひ個人事業主という選択肢も視野に入れてみてください。
(追記)
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